SDライナー工法<F+VE>・SDライナーⅡ工法<G+VE>

老朽化した下水道管きょを非開削で既設管内に新しい更生管を形成する工法です。更生材料の基材別に区分した下記の2工法があります。
◆SDライナー工法<F+VE> ・・・ 基材に不織布を使用
◆SDライナーⅡ工法<G+VE> ・・・ 基材に耐酸ガラス繊維を使用
どちらの工法も耐薬品性に優れたビニルエステル樹脂を使用しています。

取付管単体更生

取付管更生材を本管内部より反転装置にて反転させ温水又は蒸気で硬化させる。

本管単体更生

本管更生材をウインチにより本管内に引き込み、温水又は蒸気で硬化させる。

一体化更生

取付管更生後、本管材を反転硬化することにより取付管と本管が完全一体型となり水密性を有する継ぎ目のない管きょとなる。

ダンビー工法

大口径管更生を目的とした製管工法です。下水道管きょ内部に結合材(ジョイナー)を使ってスパイラル状に製管します。こうして作られたストリップ管と既設管の隙間に、施工性に優れ高強度な裏込め材を充填し、既設管・裏込め材・ストリップ管の三つが一体化した複合管を形成します。

FRP内面補強工法

管内の様々な損傷箇所に補修材を内面より被覆して管きょを部分的に補強します。下水道管きょ内部に補修材を装着した補修機を補修箇所までTVカメラで誘導し、補修機に圧縮空気を送り、加圧圧着します。

MLR工法

マンホール内部にフレキシブルで耐薬品性に優れたMLRモールドを設置し、既設マンホールとモールドの間に特殊樹脂を注入し、一体化させ、防食・耐震性に優れたマンホールを非開削で構築します。

施工前

施工後